AKB46の新曲はジョン・ケージのカヴァー?その驚くべき内容とは?

AKB46のニューシングルの概要が明らかになった。
今度の新曲は、
なんとジョン・ケージのあの“名曲”のカヴァーだという。
これまでも、ヤン富田ほか多くのアーティストによって、
レコーディングされてきた有名曲だが、
AKB46が取り上げるとはまったくの予想外、
誰もが困惑を隠せないのではなかろうか。《偽画NEWS》
その新曲とは“4分33秒”である。
これは演奏時間であり、そういう曲名でもあるのだ。
まずは、クラシック音楽のコンサートで
この曲が演奏される動画を見ていただこう。
いかがだろうか。説明するまでもない、
ご覧の通りの無音である。
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クラシック界では「困った時の4分33秒」として有名。
練習不足で、コンサートのレパートリーが足りない時などに
この曲がしばしば“演奏”されるのだ。《偽画NEWS》
さて、AKB46に話を戻そう。
この曲をレコーディングしたところで
物理的な音としてのデータは存在しないため、
CDをプレスしてもそれは完全に無音である。
ならば、CD盤をプレスする必要はないのではないか。
プロダクション及びレコード会社はそのような考えで一致したため、
商品パッケージにCD盤は同包されていない。
簡単なブックレットと、例によって投票券のみだ。
地球環境保全にも貢献。
AKB46のCDはこれまでも、
売れた商品の90%以上は一度もCDプレーヤー等の
再生機に掛かることなく捨てられているという経緯があり、
「CDが同包されてなくてもかまわない」というファンの声も、
この企画実現を後押しした。
また、地球環境保全の立場からも、
余計なゴミがでないということで
環境問題NPOなどから
好意的に受け止められているようだ。
しかし、毎週ランキングを発表している業界紙の対応はどうなるのだろう。《偽画NEWS》
CD盤の存在していない“ニューシングル”を
CDとしてランキングにノミネートさせるのか、
担当者を直撃した。
「これは前例がないということで、緊急会議が招集されました。結果的には、このアーティストに関しては、これまでも大半が聴かずに捨てられているという実情を鑑み、CDという物理的存在の有無はそれほど問題ではないと判断、従来どおりの扱いとさせて頂くことに決定しました」
意外なところで歓迎の声も上がっている。
都内の幼稚園を営む赤辺籠介(仮名)園長の話。《
偽画NEWS》
「私どもとしましては大歓迎で、さっそく来月の運動会の入場行進で使う予定です。このところ、園庭での運動会は近隣からの騒音苦情に悩まされてきましたが、この曲でしたらその心配は無さそうです。園児たちも大好きなAKB46ですから喜ぶと思います」
発売は来月21日。ファンならずともこれは必携の一枚だろう。
購入したら、ストップウォッチなどを用意し4分33秒にセット、
スタートしたら耳を研ぎ澄まして聞こえてくる音(隣の部屋の物音、スズメのさえずり、冷蔵庫のコンプレッサー、等々)に注力しよう。
なお、これも言うまでもないが、
投票券やブックレットが不要な人は
CDを買わなくてもこの新曲を楽しめることを明記しておこう。
こうにゅ《偽画NEWS》
